フランス菓子のミレー 豊四季本店
東武野田線、豊四季駅を降りて、まっすぐ2、3分くらい歩いたところだろうか。閑静な町並みの中で、「町の洋菓子屋さん」といった風情の「フランス菓子のミレー 豊四季本店」を見つけ、さっそく中に入ってみた。

ショーウィンドウの中には、ところ狭しとケーキが陳列されており、年配の男性が熱心にケーキを選んでいた。
ショーウィンドウの隣のガラスから厨房が見える。ちょうど中では、同店のオーナーパティシエ、松長康英さんがチョコレートを使って、ケーキにデコレーションしている最中だった。

手馴れた手つきでケーキに絵を描いていく松長さん。その腕前は「卓越した技術者(千葉県の名工)」に選ばれただけあって、ほれぼれしたもの。お客さんのリクエストに合わせて、似顔絵を描いたり、電車やピアノ、漫画のキャラクターなどの形に作るオリジナルケーキも同店の目玉商品。これまでに作ったケーキの写真を見せてもらったが、お菓子でここまで表現できるのかと驚くばかりだった。
松長さんが「フランス菓子のミレー」を豊四季にオープンさせたのは、1974年のこと。とにかく絵を描くことが好きだったという松長さんは「種まく人」などで知られるフランスの画家ジャン=フランソワ・ミレーから店の名前をつけたのだそうだ。
「昔はこのあたりも人通りが少なかったですからね。お店が軌道に乗るまで2、3年はかかりました」というが、今では「流山店」、おおたかの森SC内にある「おおたかの森店」、ケーキ・焼菓子の他に各種雑貨も取り扱う「ミレーズマーシャ」と、合わせて4店舗を展開。地元に密着した洋菓子店として人気を集めている。
今回は数あるケーキの中から「苺のショートケーキ」(367円)を食べてみた。スポンジが口の中でとろけ、上品で適度な甘味が広がる。ケーキ作りのこだわりについて聞いてみたところ、「厳選した小麦粉、自然濃厚卵など、素材にこだわって、お客さまの気持ちになって作ること」との言葉が返ってきた。納得の美味しさである。思わずもうひとつ。ついついケーキに手が伸びてしまった。

フランス菓子のミレー 豊四季本店
住所:千葉県柏市豊四季150
電話:04-7143-5130
http://www.cakemillet.jp/
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