キッチン亀

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今から10年前に改装してモダンな雰囲気の店となっているが、昭和34年にはこの地で初代店主が店を出していたというからオドロキである。当時は、中華・和食・洋食と何でも出す食堂だったそうだ。今の店主は二代目。しかし、店を切り盛りしているのは、その息子さん。現在は洋食がメイン、しかも、オムライスとハンバーグ。息子さん曰く、「洋食が好きだから」。
情報誌に紹介記事が掲載されたり、テレビ番組の取材で芸能人がやってきたりして、地元だけではなく幅広く知れ渡っている店である。その理由の1つが、「へそハンバーグ」。ハンバーグに、ほうれん草の入った濃厚なホワイトクリームソースがたっぷりかかった、キッチン亀の看板メニューである。

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もともとは、「グリーンハンバーグ」という名前だったのだが、中板橋商店街で「へそ祭り」が企画されたときに、「へそ祭り」の名物になるようなメニューを作ろうということで、「へそハンバーグ」に変えたそうだ。クリームソースとジューシーなハンバーグのコラボレーションに舌鼓。

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それから、よく雑誌などでも取り上げられるメニューに「トロオム」がある。チキンライスの上にプルプルのオムレツを乗せ、柔らかく煮込んだ牛すじと味噌をからめたソースで食すというメニュー。これが、決して他の場所では味わえない逸品なのだ。何しろ、私は、この「トロオム」を食べるまでは、卵と味噌の相性がこんなにも抜群に合うとは知らなかった。よく、オムレツにケチャップをかけるかソースをかけるかという議論をすることもあるが、味噌もあると思う。白米に乗せて食べても美味しい。キッチン亀では食材同士のバランスを大切にしているのだ。

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