文人たちの面影を追う~根岸の里

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俳句の枕詞としてしばしば使われる「根岸の里の侘び住まい」という言葉からも分かる通り、江戸時代の根岸周辺は、上野の山陰に音無川の清流のせせらぎが静かに響きわたるような静寂な趣深い場所だった。まわりに飛び交っていた鶯の鳴き声は耳に心地よく、あたり一面には農村の風景が広がっていた。そんな幽趣な世界に惹かれた文人や墨客たちが、隠棲するために多数集まってきたのが根岸という土地である。こちらでは、そんな文人たちに愛された根岸の里の世界について触れてみることにしよう。

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洋画家であり、書家でもあった中村不折、文豪の夏目漱石、俳人の正岡子規など「根岸の里」を愛した文人は数多いが、その中でも正岡子規は、根岸を代表するひとりであると言ってもいいだろう。根岸周辺には、子規の句を記念碑にしたり、子規の句を印刷した張り紙がそこかしこに貼り出されている。街中に散らばっている子規の句を探しながら、散策をするというのもなかなか趣深いものがあるだろう。

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こじま

 

こじま

JR三河島駅から徒歩5分、住宅街の中で営業するお好み焼き店。店内のお座敷席には、鉄板のついた5つのテーブルが設置されている。客が自分で焼くスタイルなので、皆でワイワイ言い合いながらお好み焼きを楽しむことが出来る。価格は非常にリーズナブルな価格なので、気軽に食事を楽しめるはずだ。店内はアットホームな雰囲気で、落ち着く空間となっている。

メニューは、お好み焼き、もんじゃ、焼きそばなどの他に、バター焼きやサラダ、おつまみなども取り揃えている。特に焼きそばは、炒める際にお店自慢のスープをかけるため、風味のいい美味しい焼きそばを楽しむことが出来る。ドリンクはビール、日本酒、サワー、ウィスキーの水割り、ソフトドリンクなど。どれも手ごろな価格なのがうれしい。

こじま
所在地:東京都荒川区東日暮里3-33-11
電話番号:03-3806-1965
営業時間:17:00~23:00
休み:火曜

笹乃雪

 

笹乃雪

元禄4年創業、台東区根岸の地で300年以上にもわたり愛されてきた豆富料理店。赤穂浪士や正岡子規などもこちらの豆富料理を好んだと言われている歴史を持っている。当時の製法そのままに、にがりと井戸水のみを使用して作られた豆富の味は絶品のひとこと。個室も用意されているので、会社や親族などの集まりなどにも利用できる。あんかけ豆富や胡麻豆富など、さまざまな豆腐料理を楽しめるコース料理が人気。客席からは滝が見えるため、元禄の昔から守られてきた豆富の味わいを楽しみながら、江戸情緒あふれる日本庭園の中庭を眺めると、まるで時間が止まったかのような錯覚に陥りそうだ。

笹乃雪

こちらの店、「笹乃雪」の名前の起源は、元禄四年、上野の宮様のお供をして京より江戸に移った笹乃雪初代玉屋忠兵衛が、江戸で初めて絹ごし豆富を発明。根岸に豆富茶屋を開いたのが始まりなのだそうだ。宮様はその豆富をたいそう気に入り、「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」と賞賛し、そこから「笹乃雪」と名づけられたという。その時の看板は今でも店内に掲げてある。また、根岸ゆかりの文人、墨客の書・絵画等が店内に展示しているので、それらを眺めるのも楽しいだろう。

笹乃雪
所在地:東京都台東区根岸2-15-10
電話番号:03-3873-1145
http://www.sasanoyuki.com/

荒川区立日暮里公園

区立日暮里公園

「区立日暮里公園」は、荒川区立第三日暮里小学校そばにある3580平米の公園。周辺の学校に通う子どもたちや近隣住民のための憩いの場として親しまれている。公園内の設備として、モニュメント、「日暮里公園の記」、全長16メートルのローラーすべり台、全長20メートルのタ-ザンロ-プ、フェンスで囲われた砂場などがある。

区立日暮里公園

園内の「日暮里公園の記」によると、かつてこの地域は「新堀」と呼ばれていたのだそうだ。そして江戸時代に、高台の道灌山・諏訪台からの展望が「春秋の景色、日の暮るを忘れる」景勝の地として知られるようになり、”ひぐらしの里(日暮の里)とも呼ばれるようになったのだという。その後の明治11年に日暮里村と表記されることに。日暮里公園は、戦前の昭和18年に開設され「新堀、ひぐらしの里をもしのぶ日暮里公園」として町の人々に愛されてきたが、戦災のために焼け野原になってしまった。

区立日暮里公園

昭和62年に新装されたこちらの公園には、昔の里をしのぶ憩いの広場、夕日を背に自分の影で時はわかる日時計、遠く未来までも見つめる彫刻などが用意され、現代の文化を語る公園として永遠に残されているのだそうだ。

荒川区立日暮里公園
所在地:東京都荒川区東日暮里3-11-10
電話番号: 03-3802-3111(荒川区公園緑地課)

鶯谷駅

鶯谷駅

1912(明治45)年に開業したJR山手線、京浜東北線の停車駅。京浜東北線が全列車快速となって通過する、主に10時~15時の間の時間帯には、この駅はJR山手線を中心とした運行となる。こちらでは「鶯谷」という駅名にあやかって、朝の時間帯にはプラットホームで鶯(うぐいす)の鳴き声が流れている。また、駅前からは、浅草寿町方面や上野公園・亀戸駅方面などに向かう都営バスや、台東区コミュニティバス「めぐりん」なども運行している。

出口は北口と南口の2つ。北口の少し先には言問通りが伸びており、その周辺は飲食店などが立ち並んでいる。また周辺には、入谷鬼子母神や子規庵、書道博物館など、歴史や文化を感じさせるスポットも多い。一方、南口周辺には上野公園や寛永寺など、豊かな自然や文化に囲まれた恵まれた環境が広がっている。この周辺は散策にも最適で、休日に訪れても楽しいだろう。

鶯谷駅
所在地:東京都台東区根岸一丁目
http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=209

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